キョーレツな○○はちみつ
今日はキョーレツな「かぐわしい香り」を発するはちみつのお話です。
ただこのはちみつは、体にとても良く栄養価の高いはちみつかもしれないんですよ。
毎年、必ずいくつか『これは商品にできない』という程にキョーレツな「かぐわしい香り」の、、しかも”ある場所”で、”ある時期”以降に採蜜すると、ほぼ確実にその「かぐわしい香り」のはちみつが採れちゃうんです。
※表記がちょっと長いので「かぐわしい香り」以下smell
採蜜時、
”その時期”に巣箱に近寄っただけで、3メートル、、、もっとか? 5メートル、鼻のいい人なら10メートル離れていても、そのsmellが漂ってきます!!
採蜜したはちみつはそのまま容器に入れ持ち帰り、秘蜜の部屋(作業部屋)で巣の中に貯まったはちみつを取り出すのですが、蓋を開けた瞬間そのsmellが部屋中に広がり、そこへ人が入って来ようものなら『俺じゃないし』ってとりあえず弁解したくなるsmellを発してます笑
多分、いや間違いなくそのsmellの根源なる植物は『セイタカアワダチソウ』。
セイタカアワダチソウの花からとれるハチミツは(カナディアン)ゴールデンロッドハニーと呼ばれる。冬前に大量の蜜と花粉を集められる最後の機会となるので、ハチと養蜂家にとっては重要な植物だが、特有の臭いがあるので、日本ではあまり食べられない。この臭い(麝香臭)は「アンブレットリド」と言う香水にも使われる物質が巣穴で濃縮されたことによるもので、トイレや靴下の臭いに例えられ、特に未精製の状態ではとても食べる気にならないほど臭いが、味は美味であり、アメリカでは人気がある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
薬草風呂にも使われる。サポニンを含んでおり、風呂に入れると本当に泡立つ
秋になるとそこら中で咲き散らかしてるあの外来植物です。
”ある一角に”とかではなく、巣箱の近くに数千、数万本単位で群生する場所から採ってくると、、、
(福8堂のはちみつは四季折々、様々な植物から集められたはちみつなので、微量にセイタカアワダチソウが混ざるのは、良いスパイスになると考えています。)
個人差のあるニオイの表現は難しいですが、とにかく足くさいんすよ。
商品にもできないし、自家消費用にしても全く減らないし、洗う訳にもいかず、かと言って蜜蜂が命がけで集めた貴重なはちみつを捨てる訳にもいかずこれまでは、はちみつを採りすぎてしまった群に返すようにしていた、言わば採りたくないはちみつの部類でした。
なので2018年からは、セイタカアワダチソウが大量に群生する場所の群からは、花の開花前に採蜜するようにしていましたが、昨夏キョーミ深い下記内容の記事を発見し
記事の内容
- セイタカアワダチソウのはちみつは外国ではゴールデンロッドハニーと呼ばれ超人気
- セイタカアワダチソウは近年の研究ではめちゃめちゃ栄養価の高い薬草である
- しかしその蜜のsmellはキョーレツ
- なのに外国では人気
- 外国の方は”あのsmell”が平気な訳ではなく
- 採蜜後、熟成発酵させたものだと
- 栄養価が高まり味も美味
- smellもほとんど感じない
上から6番目以下の、採蜜後、熟成発酵させたものだと栄養価が高く美味な上、smellもない?
何っ!?
実は、2018年に採った経過観察中のsmellはちみつが秘密の部屋にあるんです!!
それがコチラ
結構発酵が進んでます。
蓋を開けると『プシュ』と言う音とともに
あのsmellが
、、、しない?
微かにまだ、無ではありませんが、気になるような、ならないような、、、
とりあえず食べてみることに
これは
うまい!!
少し酸味が強いですが、食べてしまえばsmellは全く気にならず、とにかく美味!!!
おまけにこれが身体に良しときたら最高です!!
と言う事で、2020の秋にセイタカアワダチソウ群生地の2箇所から採ってきたsmellはちみつ
左は気泡みたいに粒々と結晶していますが、右はドロっとした液状で、また蓋を少しでも開けようものならたちまち部屋中にsmellが広がりますが、熟成発酵するにつれ良い方向に変化していくはずです、、そー信じたい。
数年後になると思いますが商品化を目指します!!
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