キンリョウヘンと誘引剤についての考察

キンリョウヘンや誘引剤はやっぱり絶大ですね!!(日本蜜蜂の入居率を上げるには)

2016年から数箇所で実験していて成果も出てきました。

自宅に設置したハニカム巣箱で、2017年からここで実験を兼ねて設置しています。

3年ぶりの入居
2017春 キンリョウヘン入居→そこそこ元気のある群でしたが梅雨明けに淘汰。
2018春 キンリョウヘン入居→勢いのある群だったので期待していましたが、梅雨明けに引っ越しを開始し、1週間位で空家となってしまいました。
2019 キンリョウヘン無し 入居無し
2020 キンリョウヘン無し 入居無し
2021 5/25?キンリョウヘン入居→今後の経過が楽しみです♪

ここは2箱設置

奥に見える巣箱は師匠にもらった杉をくり抜いた巣箱で2016年から絶える事なく人気物件です。(キンリョウヘン、誘引剤共に無し)

手前が誘引剤実験の巣箱。
2016 誘引剤無し 入居無し
2017 誘引剤入居→夏に淘汰
2018 誘引剤無し 入居無し
2019 誘引剤無し 入居無し
2020 誘引剤入居→貯蜜が少なく採蜜には至らず、春前に淘汰
2021 誘引剤無し 入居無し

こっちは半径20m内に3箱設置

A箱(画像なし、岩の奥に設置してます)
2016に設置し現在も超人気物件。(キンリョウヘン、誘引材共に無し)

B箱(画像左奥の巣箱17年から設置)
2017誘引剤無し→入居無し
2018誘引剤入居→夏に淘汰
2019誘引剤無し→入居無し
2020誘引剤入居→貯蜜不足で採蜜にいたらず→越冬成功→
2021 3月後半に巣箱を持ち上げた際、劇軽でほんとにギリで越冬できたのでは?と予想、ゴールデンウィークに雄蜂を確認したので、分蜂したのかもしれませんが不明。現在も相変わらず群は小さそう。

C箱(画像右18年から設置)
2018誘引剤無し→入居無し
2019誘引剤入居→貯蜜不足で採蜜にいたらず→秋に淘汰
2020誘引剤入居→梅雨に淘汰
2021誘引剤無し→入居無し

今までの結果を見ると、キンリョウヘンや誘引剤を使えば入り使わなければ入らない場所では、目的のはちみつが採れていません。

このことからキンリョウヘンや誘引剤を使わなくても入る場所に設置する事が重要なのは間違いなさそうですね。

2016から設置、超人気物件

この記事は、キンリョウヘンや誘引剤を使わないと入居しない場所にスポットを当てていますので、上手く行ってない事ばかり書いていますが、キンリョウヘンや誘引剤を使用して上手く行った例もあります。
場所と書いてますが、もしかしたら巣箱か?それ以外に原因があるのかも知れないですが、今の僕にはわかりません。

僕の主観(思い込み)ですが、こんなに良い立地なのになぜ入居しないのか?と疑問の場所が30ヶ所程度あり、少し前から入居しないのは蜜蜂がこの場所を見つけられて無い可能性があるのでは?と考え妄想しています笑

めっちゃいい物件を持ってるのに、穴場すぎて見つけてもらえないのだ!!

と、勘違い野郎の僕は思ってる次第です。

見つけてくれたらラッキー、入居したら超ラッキー、気に入って長く住んでくれればミラクルラッキー!!
とにかく見つけてもらおう作戦とでも命名しときましょう。

僕は日本蜜蜂が気に入って住み続けてくれる環境(入居率も定着率も高い)を追求していて、ほんの少しだけですが蜜蜂が気に入る場所を知っています。

入居率は間違いなく上がるキンリョウヘンや誘引剤ですが、定着率に疑問ありだと思っていますが、良好物件に入居さえしてもらえたら僕の理論的には定着率も上がるはず、、、

何にせよ実験しない事には分からないので、30軒ほどの良好物件に来シーズンは誘引剤を30個程買って(多分10万縁オーバーかな、、、💧)
実験してみます。

毎年新たな発見があり試したい事が出てきますが、試せるのは1年後。

僕の年齢が41なので、やれても後50回位でしょうか?

面白い!!


以上

蜜蜂がその場所を見つけられて無い可能性 については、次回書きます。

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